2024.4.8~4.14

4月8日(月)

K's cinemaで上映中の『坪川拓史全作品』を観に新宿へ。『ハーメルン』『アリア』『美式天然』の三本を観る。
2013年公開時以来、10年ぶり2度目のスクリーンで観る『ハーメルン』はあたたかく静
かで、銀杏の黄色が美しかった。初めて観る『アリア』『美式天然』は夢と現実を彷徨うような、不思議な手触りの映画だった。昨年観た鈴木清順の映画をどことなく思い出す。
監督の舞台挨拶、出演者との対談で貴重な撮影裏話を聞く。坪川監督の映画を観るために来た人達が集まり、シアターもロビーも賑やかで、楽しい夜だった。しばらく行っていないライブハウスの夜を思い出した。

 

4月9日(火)

雨。先月から気掛かりだった案件が片付いていて一安心。
夜、ラジオ英会話の先週分のレッスンを聞こうとして配信が終了していることに気付く。『チャレンジ』を溜めていた小学生の頃を思い出し、苦い気持ちになる。いい大人になっても自主学習の習慣が身に付かない。

 

4月10日(水)

再び新宿。K's cinemaに行く前にお昼ご飯。大戸屋でチキン南蛮定食を食べる。紀伊国屋書店に寄り本棚を見て回る。
一昨日に引き続き『坪川拓史全作品』上映。『モルエラニの霧の中』を観る。誰かの記憶のアルバムを捲り、旅するような映画だった。ここ数年で亡くなられた俳優さんたちが何人も出演されていたのもあるかもしれない。
しんみりした気持ちに包まれて、帰宅ラッシュの電車に揺られて帰る。

 

4月11日(木)

眠気に勝てず縦になれない。寝て過ごす。

 

4月12日(金)

共同親権法案、強行採決」のニュースと「日本人83万人減、過去最大」のニュースが同時に流れてきて、結婚して子供を持つことがリスクになるような国で子供が増えるわけないだろバカが、と思う。マッドマックスの世界かよ。私たちはモノじゃない。

 

4月13日(土)

宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION』を聴き、「with MUSIC」の特集を観る。宇多田ヒカルのどの曲が好きかでその人の好みが分かりそう(Deep RiverFINAL DISTANCE、Be My Last、真夏の通り雨桜流し)。

 

4月14日(日)

弟が結婚するらしい。おめでたい。おめでたいと思うのに、自分も結婚したい気持ちとか焦る気持ちが全くないあたり、結婚しないんだろうなあと思う。